2022-07-23

外国で生活している配偶者を日本に呼び寄せて一緒に生活するために、配偶者ビザを申請する方法があります。

配偶者ビザを申請するには所定の申請書のほか、パスポートや戸籍謄本など様々な書類を提出しなければなりません。

配偶者ビザの申請には時間がかかりがちですが、必要書類をあらかじめ把握しておけば、ビザ申請の手続きをスムーズに進めやすくなります。

そこで今回は、外国で生活している配偶者のビザ申請に必要な書類を解説します。

配偶者ビザの申請に必要な一般書類

配偶者ビザの申請をするために一般的に必要になる書類として、以下のものがあります。

・在留資格認定証明書交付申請書

配偶者ビザを申請するための書類です。現在外国で生活している外国人が、日本に滞在するためのビザを取得するために使用します。

・質問書

入国管理局からの質問が記載された書類で、配偶者ビザを申請するために回答しなければなりません。

結婚にいたったいきさつ・結婚紹介者（結婚紹介所）を利用したか・夫婦の日常会話に使用する言語などの質問があります。

・身元保証書

外国人配偶者の身元保証人になる人の情報を記入する書類です。

身元保証人とは、ビザを取得した外国人に対して、日本の法律を守ることを指導したり、経済的に困窮した場合の帰国費用を支弁したりする人です。

外国人配偶者の必要書類

配偶者ビザの申請をする外国人配偶者に関する書類として、一般に以下のものがあります。

・パスポート

・在留カード

・履歴書

・学歴を証明する書類（大学の卒業証明書など）

・日本語能力を証する書類（日本語能力認定書など）

・結婚証明書と翻訳文（本国でも婚姻が成立していることを証明するため）

・住民税の課税証明書・納税証明書

日本人配偶者についての書類

配偶者ビザを申請する外国人配偶者の、夫または妻に関する書類として、一般に以下のものがあります。

・住民票

・戸籍謄本（婚姻についての記載があるもの）

・住民税の課税証明書・納税証明書

・在職証明書（日本人配偶者が勤務している場合）

・勤務先を説明する書類（勤務先のホームページのコピーなど）

・不動産の賃貸借契約書（夫婦が賃貸物件に居住している場合）

・不動産の登記事項証明書（夫婦が居住用物件を所有している場合）

・居住している不動産の写真など（実際に居住していることを証明するため）

・両親・結婚式・旅行先などの写真（実際に夫婦であることを証明するため）