【配偶者ビザの取得を考えている人へ】このような行政書士がお勧め!
配偶者ビザを取得すると、他の在留資格に比べて就労制限がなくなり、また永住権の取得の条件も緩和されます。それだけに、申請の際には、細心の注意が必要です。従って、専門家である行政書士に依頼する人も少なくありませんが、その際にポイントとなる点をご説明します。
配偶者ビザとは?
配偶者ビザとは、日本に住む外国人が、日本国籍の人と結婚した場合に取得できる在留資格のことです。ただ「配偶者ビザ」と言うのは通称で、正式には「在留資格:日本人の配偶者等」が正式な呼称です。
なお、この在留資格には、日本国籍の人と結婚した外国人を始めとして、日本人の特別養子になった外国人や日本人の子どもとした生まれた人も含まれています。
お勧めの行政書士とは?
配偶者ビザを取得すると、他の就労系の在留資格と異なり、就労制限がなくなるという特徴があります。また、永住権の取得に関する条件も緩和されます。それだけに申請後の審査は厳しく、許可を得るには、ハードルが高いと言えます。
そこで、在留資格の専門家である、行政書士に書類の作成・収集、申請を依頼しようという人も、少なくないはずです。しかし、数多くの行政書士の中から、どのような方法で選べば良いのだろうかと悩む人も、多くいるはずです。ここでは、行政書士の選択方法についてご説明します。
まず多くの人は、インターネットを使って行政書士が公開しているHPを参考にすることと思います。HPを見れば、その行政書士が専門的に扱っている分野、報酬(料金)等が分かります。なお、実際に行政書士に依頼した場合、事務所へ何度か足を運ばなければならない可能性が出てきますので、自宅や職場から近いということも重要なポイントです。
HPを見た後に、いくつか気になる行政書士事務所をピックアップし、電話で問い合わせてみましょう。電話での対応はどうか、話しやすいか、話の内容は分かりやすいか等がチェックポイントです。そして、「これは」という事務所があれば、一度相談に行ってみる必要があります。
実際に担当の行政書士に会い、イメージどおりだった場合には、依頼を検討しても良いと思います。逆に、「自分には合わないな」等、気になる点がある場合には、他の事務所の話を聞いた上で、依頼するか否かを決めましょう。
また、今までに「配偶者ビザ」の申請を行ったことがある友人・知人がいた場合には、その体験談を聞いて、行政書士事務所を選ぶという方法もあります。HPを作成していないが、評判の良い事務所が見つかる可能性があります。
行政書士を探す際のポイントとは?
良い行政書士を探す際のポイントは、次の3つです。
まず、仕事内容と報酬額が明確に提示されていることです。報酬額は、行政書士によって自由に設定できるので、金額はまさに千差万別です。もちろん、報酬額は安い方が良いのですが、安いからと言って、書類の全てを依頼者が収集する等、負担が大きいと「コストパフォーマンス」が良くありません。つまり、報酬額と行政書士が実際に作業をしてくれる内容とが見合っていれば良いというになります。
2つ目は、行政書士が仕事に着手する前に、十分に依頼者からヒヤリングしてくれることです。依頼者の状況等によって、必要書類等が異なります。その点を考慮して、依頼者の過去や現在の状況をヒヤリングしてくれる行政書士事務所は、信頼できると言えます。
3つ目は、申請した後のフォローが、しっかりしていることです。もし不許可になった場合には、通常「再申請」を行うことになります。この点を想定した上で、再申請になった場合には対応してくれるのか、料金には再申請まで含まれているのか等、きちんと事前に説明してくれる行政書士は信頼できます。
まとめ
配偶者ビザの取得は難しく、再申請まで視野に入れて、依頼する行政書士事務所を探す必要があります。HPを見ると、つい報酬の安さに目が行きますが、実際に行政書士が行う仕事内容と、報酬額が見合っているかが、大きなポイントです。