書類の不備にご注意下さい!永住ビザ申請の必要書類について解説

永住ビザを申請する際に「どの書類を提出していいのかわからない」「申請書の書き方を詳しく知りたい」など、永住ビザに必要な書類について不安を抱える外国人の方も多いのではないでしょうか。今回は、永住ビザ申請の必要書類について解説します。

永住ビザ申請の必要書類

永住者ビザの取得は、書類審査が行われます。そのため、書類の不足や不備があれば不許可になる可能性もあるのです。書類の収集や作成が重要なポイントになります。

主に永住ビザ申請の必要書類は、以下のとおりです。

・永住許可申請書

用紙は、地方出入国在留管理官署またはインターネットからのダウンロードで取得が可能です。

・​​年表

申請人の在留歴、学歴、職歴など。

・在留カード

窓口で提示します。

・パスポート原本

窓口で提示します。

・身元保証書

身元保証人は日本人または永住者です。

・申請理由書

日本で永住する理由や現在の仕事、生活状況、家族状況、年金・保険の加入状況などを記載します。

・資格外活動許可書

​​交付を受けている場合は、窓口で提示します。

資格外活動許可とは、現在の在留資格以外で「収入を伴う事業を運営する活動又は報酬を受ける活動」を行う場合に必要な許可です。

・写真(申請人が16歳以上)

写真1枚(縦4cm×横3cm)

・住民票

家族全員の省略していないものです。

・職業を証明する資料

在職証明書、法人の登記簿謄本などです。

・所得を証明する資料

源泉徴収票、確定申告書の写し、納税証明書などです。

上記の書類はあくまでも基本となるものです。以下の在留資格や身分により、提出書類が異なります。

・申請人が、日本人の配偶者、永住者の配偶者、特別永住者の配偶者、または、その実子等である場合

・申請人が「定住者」の在留資格である場合

・申請人が就労関係の在留資格(「技術・人文知識・国際業務」、「技能」など)及び「家族滞在」の在留資格である場合

・申請人が、「高度人材外国人」で永住許可申請を行う場合

詳しくは、出入国在留管理庁のホームページに記載されています。

(参考:出入国在留管理庁「永住許可申請」)

​​https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/16-4.html

永住許可申請を行う時期

永住許可申請の審査期間は、半年から1年程度かかるケースが多くあります。そのため、在留資格の有効期間が1年以上残されている時点で申請を行うのが無難でしょう。

また、永住許可申請では、​​身元保証人を選出しなければなりません。身元保証人となる方は、日本人または永住者に限られます。

安定的な収入や納税義務を果たしているかなども求められるため、注意が必要です。

まとめ

永住許可申請では、たくさんの提出書類が必要になります。在留資格や身分により、提出書類が異なる場合もあるため、不安がある方は行政書士などの専門家に相談してみましょう。