【周りの人に教えたくなる】日本に帰化した有名人

2025-10-24

日本に在住する外国人が、日本国籍を取得することを「帰化」と言います。現在日本で活躍する人の中には、外国籍から日本に帰化した人も多くいます。ここでは、思わず周りの人に教えたくなる「日本に帰化した有名人」を説明します。

日本では、帰化は単に国籍を変えるだけでなく、「日本社会の一員として生活する意思」を示す重要な行為とされています。そのため、帰化した人の中には、日本文化や社会に深く溶け込み、新しい形で貢献する人も少なくありません。

帰化のメリット

日本に住む外国籍の人が、日本国籍を取得することを「帰化」と言いますが、帰化には、次のようなメリットがあります。

 ・日本名を持つことができるため、差別されることが少なくなる。

 ・日本の戸籍を持つことができ、配偶者が日本人の場合、同じ戸籍に入ることができる。

 ・日本のパスポートを持つことができ、海外渡航の際に、日本政府からのお墨付きがもらえる。

 ・年金、社会保険、福祉などの社会保障について、日本人として恩恵を受けることができる。

 ・選挙権、被選挙権(立候補できる権利)を得ることができ、日本の政治に参加できる。

 ・ローンを組んだり、銀行から融資を受けたりすることなどが可能になる。

これらのメリットは、法律面だけでなく心理的にも大きな意味を持ちます。「日本人」として正式に認められることで、職場や地域社会での信頼度が高まり、より安定した生活基盤を築けるようになります。

帰化のデメリット

一方で、帰化には、次のようなデメリットがあります。

 ・母国の国籍を喪失することになり、再び母国の国籍取得が不可能になる。

 ・母国へ行く(帰る)際には、日本人として査証を取得しなければならない。

特に母国との関係が深い人にとっては、家族の相続や土地の所有、兵役義務など、国籍喪失によって新たな制約が生じる場合があります。そのため、帰化の判断は生活上・法的に慎重に行う必要があります。

日本に帰化した有名人

日本に帰化した有名人は、次のとおりです。

財界では、現在のソフトバンクの代表取締役会長兼社長CEOである孫正義氏は、韓国から日本に帰化した人です。在日韓国人として、佐賀県に生まれた孫氏は、1990年 33歳の時に日本に帰化しています。

スポーツ界では、多くの人が日本に帰化しています。野球界では、現在広島東洋カープの監督である新井貴弘氏、阪神タイガースの元監督である金本知憲氏が、それぞれ韓国から日本へ帰化しています。また、元プロレスラーである長州力氏も韓国から日本に帰化した人です。

同じくスポーツ界で、元サッカー選手のラモス瑠偉氏は、ブラジルから日本に帰化しています。ラモス氏は、1977年に来日し、1989年 33歳の時に帰化していますので、帰化の要件である「引き続き10年以上日本に居住を有する者」に該当し、また「1年以上の就労がある」ことで、帰化が許可されたものと思われます。

芸能界でも、クリス・ハート氏やアグネス・チャン氏など、帰化を経て日本で活躍する人がいます。彼らは単に日本国籍を得ただけでなく、日本語や文化を深く理解し、自身の活動を通じて日本社会と海外をつなぐ架け橋となっています。

相撲界では、元横綱の白鵬がモンゴルから日本に帰化しています。相撲界では、親方となるためには日本国籍を取得する必要があるため、2021年に引退した白鵬は、引退前の2019年に帰化しています。帰化した後の名前は「白鵬翔」です。

文学界では、ドナルド・キーン氏が、アメリカから日本に帰化しています。キーン氏は、日本文学や日本文化の研究者として、欧米に紹介した人です。日本国籍取得後の氏名は「キーン・ドナルド」です。元の名前をそのまま使ったことになりますが、帰化した後の日本名では、漢字、平仮名、カタカナの使用はできますが、アルファは使えません。

まとめ

日本では、いわゆる「二重国籍」が認められていませんので、外国籍から日本に帰化することは、今までの国籍を失うことを意味します。それでも、日本に帰化して、日本で活躍し、日本社会に貢献している人が数多く存在します。

帰化は、単に国籍の変更ではなく「人生の再出発」を意味します。文化や価値観の違いを超え、日本で新たなアイデンティティを築いた人々の存在は、多様性の象徴であり、日本社会の成熟を示すものといえるでしょう。


今すぐ
相談する

APPLY