日本国籍を取得するなら知っておきたい!帰化申請の手続きの流れについて
外国人が日本国籍を取得するには、帰化の申請をしなければなりません。
帰化申請をしてから実際に帰化するまでには、様々な手続きを順番にこなしていくことが必要です。
帰化申請の手続きは、他の在留資格の更新や永住申請に比べても複雑で、準備期間が長くかかるのが特徴です。
多くのケースでは半年から1年以上を要するため、スケジュールを立てて計画的に進めることが大切です。
どのような手続きがあるかを知っていれば、途中で挫折せずに手続きを最後まで進めやすくなります。
そこで今回は、帰化申請の手続きの流れについて解説します。
帰化申請をする前に事前相談をする
帰化申請の大きな特徴は、実際に申請をする前に法務局に行って、事前相談をすることです。
まず法務局に連絡をして予約を入れます。
この事前相談は「帰化申請が可能かどうかの確認」と「必要書類のリストアップ」を兼ねています。
相談の際には、現在の在留資格・滞在期間・職業・家族構成などを質問されることが多いため、事前にメモしておくとスムーズです。
予約日になったら実際に法務局に出向き、帰化申請をするにあたってどのような疑問があるかや、解消したい問題点などを相談します。
事前相談では上記の疑問点や問題点などを洗い出した上で、申請に必要な書類などの確認が行われます。
書類の収集と提出をする
事前相談が終わったら、帰化申請に必要な書類を収集します。
戸籍謄本や住民票などを日本の市役所などから取得するだけでなく、本国から書類を取り寄せることも必要です。
本国書類の取り寄せには時間がかかることが多く、特に翻訳や公証が必要な場合はさらに日数が延びます。余裕を持って動き出すとともに、翻訳を専門業者や行政書士に依頼することでスムーズに進められます。
必要書類の中には単に取得するだけでなく、様々な項目に回答して作成しなければならないものも少なくありません。
書類の収集や作成が終わったら、法務局に出向いて書類を提出し、確認を受けます。
帰化申請をする
必要書類の提出が終わったら、実際に帰化申請をします。
申請をするには、原則として本人が法務局に行く必要があります(15歳以上の場合)。
帰化申請を許可するかどうかは、法律によって法務大臣の裁量とされているので、提出書類に不備がなかったとしても、帰化が必ず許可されるとは限りません。
帰化のための面接をする
帰化申請が受理されてから3ヶ月程度経過すると、帰化のための面接をしなければなりません。
法務局から面接の連絡があるので、日程を調整したうえで法務局に出向き、面接をします。
面接では受け答えの内容だけでなく、申請者の言葉遣いや態度なども確認されるので、誠実な態度で臨みましょう。
帰化の許可または不許可の決定
書類の提出・申請・面接などの手続きが終わると、帰化申請の許可または不許可が決定されます。
帰化が許可された場合は、官報(国が発行する機関紙)に掲載されたうえで、法務局から申請者に対して許可決定が通知されます。
不許可の場合は申請者に通知されるので、行政書士に相談するなどして、再申請するかどうかを検討します。
まとめ
帰化申請の手続きは、準備・相談・書類提出・面接と段階が多く、数ヶ月から1年ほどかかります。焦らず丁寧に進めることで、許可の可能性を高められます。
少しでも不安がある場合は、帰化申請に詳しい行政書士へ早めに相談すると安心です。























