期間が迫ってきたら準備をしよう!就労ビザ更新の必要書類について

就労ビザがあれば働きながら日本に滞在できますが、就労ビザは滞在できる期間が決まっています。

滞在期間を超えて引き続き日本に滞在したい場合は、就労ビザの更新の手続きをしなければなりません。

就労ビザの更新の手続きをするには、申請書やパスポートなどの書類を提出する必要があります。

そこで今回は、就労ビザ更新の必要書類について解説します。

就労ビザの更新の必要書類1:申請書

就労ビザの更新の必要書類として、所定の申請書があります。

就労ビザの申請書の正式名称は「在留期間更新許可申請書」であり、書式が決まっている(別記第三十号の二様式)ので、必ず規定の申請書を使用しましょう。

申請書の主な記載事項は、下記の通りです。

・国籍・地域

・生年月日

・氏名

・性別

・配偶者の有無

・職業

・本国における居住地

・住居地

・電話番号

・携帯番号

・旅券番号

・旅券の有効期限

・在留資格

・在留期間

・在留カードの番号

・希望する在留期間

・更新の理由

・犯罪を理由とする処分を受けたか

・日本に住む親族

就労ビザの更新の必要書類2:写真

就労ビザを更新するための必要書類として、ビザを更新したい外国人の写真があります。

本人の写真であれば何でも良いわけではなく、以下の規定を満たした写真でなければなりません。

・縦4センチメートル・横3センチメートルのサイズ

・就労ビザの申請者のみが撮影されていること

・無帽で正面を向いていること

・背景や影ががないこと

・写真が鮮明であること

・提出日の3ヶ月以内に撮影されたもの

・裏面に申請書の氏名が記載されていること

規定を満たさない写真が提出された場合、撮り直さなければなりません。

就労ビザの更新の必要書類3:パスポートまたは在留カード

就労ビザを更新する際の必要書類として、パスポート(旅券)または在留カードがあります。

パスポートは渡航者が外国に行く際に必須となる証明書で、渡航者の身分が記載されています。パスポートは出国時や帰国時に携帯と提示が必要です。

在留カードとは、日本に中長期滞在する外国人が携帯しなければならない身分証です。

在留カードには所持者の氏名・生年月日・国籍・在留資格・在留期間などが記載されています。