平均1-3か月。配偶者ビザ申請の結果が遅い時はどうすればいい?

配偶者ビザ申請の結果が出るまでの期間

配偶者ビザの申請をしてから結果が出るまでにどのくらいの期間がかかるかは、申請の内容によって千差万別です。

平均的な処理機関としては1~3ヶ月程度ですが、あくまで目安であって、早い場合もあれば遅い場合もあります。

申請の結果が出るまでの期間は、結婚の経緯・夫婦の経歴・世帯の経済状況・外国人配偶者の在留状況などによって異なります。

一般に配偶者ビザの結果が出るのが遅くなりやすいケースとして、以下のものがあります。

・夫婦に年齢差が大きい場合

・離婚歴が多い場合

・世帯の収入が低い場合

・配偶者の国籍で偽装結婚が多い場合

・夫婦が外国に居住している場合

追加資料の提出を求められるケース

配偶者ビザを申請するにあたって様々な書類を提出しますが、不足する情報や確認すべき事項などがある場合、追加資料の提出を求められるケースがあります。

追加資料の提出の要求は、資料提出通知書という書類の送付によって行われます。

通知書がいつ送付されるかはケースバイケースで、申請から少し日数が経過しただけで要求されることもあれば、審査の完了が近くなってから要求されることもあります。

もし通知書が送付された場合、正しい内容の資料を用意したうえで、速やかに送付することが重要です。

資料を提出しなければ手続きは進まないので、配偶者ビザの結果が出るのが遅くなってしまいます。

ただし、資料を提出したとしても、求められている資料とは異なるものを提出した場合は、審査が長引いてしまう可能性があります。

資料の提出を求められたら、行政書士などの専門家に相談したうえで、正しい資料を速やかに用意することをおすすめします。

審査の進捗状況は基本的に確認できない

配偶者ビザの結果が出るのが遅い場合は、審査の進捗状況がどうなっているのか気になるところでしょう。

しかし、ビザの審査の進捗状況について入国管理局に問い合わせをしても、明確な回答を得られることは基本的にありません。

問い合わせをした場合、現在審査中であるとの回答を得られるだけで、申請が認められるかや、いつ頃審査が完了するかなどは回答されないのです。

つい感情的になって担当者に文句を言うこともあるかもしれませんが、文句を言うことで心証が悪くなることはあっても、手続きが短くなることはありません。

配偶者ビザの結果が出るのが遅い場合でも、できることをした後は、じっくりと待つことが大切です。


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