【知らないと損をする】配偶者ビザの更新書類の書き方や注意点

配偶者ビザの更新手続きをするには、申請書類に様々な事項を記載する必要があります。

そこで今回は、配偶者ビザの更新に必要な書類の書き方や注意点について解説します。

配偶者ビザの更新書類には名称と書式がある

配偶者ビザの更新に必要な書類の名称は、「在留期間更新許可申請書(以下、申請書といいます)」です。

配偶者ビザの更新をするには、申請書に氏名や住所などの様々な必要事項を記載し、提出しなければなりません。

申請書は書式が決まっている(「別記第三十号の二様式」といいます)ので、自分で申請書を作成したり、他の手続き用の申請書を代用したりすることはできません。

申請書は旧様式と新様式がある

配偶者ビザの更新の申請書には、以前使われていた旧様式と、現在使われている新様式があります。

旧様式の申請書は左上に「入国管理局長殿」と印字されていますが、新様式の申請書は左上に「法務大臣殿」と印字されているので、それで見分けることができます。

誤って旧様式の申請書に記載してしまった場合、提出しても受け付けてもらえない可能性があるので、必ず新様式の申請書を使用しましょう。

申請人の国籍・地域

配偶者ビザを更新する人の国籍を記入する項目です。

国名は必ずしも正式名称である必要はなく、一般的に使用されている名称を記入すれば基本的に問題ありません。

たとえば、アメリカ合衆国であればアメリカと記載し、中華人民共和国であれば中国と記載します。

希望する在留期間

希望する在留期間の長さを記入する項目です。

配偶者ビザの在留期間は最長で5年なので、5年と記入しておけば基本的に問題ありません。

ただし、5年と記載した場合でも、実際に許可される在留期間は1年や3年になる場合も少なくありません。

更新の理由

配偶者ビザの更新を希望する理由を記入する項目です。

日本人の配偶者としてのビザなので、「配偶者とともに、これからも一緒に日本で暮らしていくため」などと記載するのが望ましいでしょう。